灸の熱量調整

こんにちは、加田です。

今回は灸の熱量について、どんな調整をしているかを紹介します。

先ずは達磨灸(カマヤ)です。

これは押出棒を使って艾(もぐさ)を出しますが、

多く出せばそれだけ熱さが増します。

熱いのが苦手な方に対しては、

半分だけ出した状態で点火します。

逆に、もっと熱い刺激を求める方には、

筒から出た艾を更に指で圧迫して硬くします。

これだけでも熱さは変わりますが、

当院で使用しているこの達磨灸は、

タイプとしては『弱』なので、

比較的熱量が低いです。

続いては桝灸ですが、

これは中に入れる炭化艾の個数で変えています。

当然多ければ熱さが増します。

特に置き方に差はないと思いますが、

どうせならキレイな形を作って燃やしたいですね。

なので、写真のように置いて点火します。

通常、手拭を敷いた上に置きますが、

先週チラッと紹介した、

置鍼した上に置く場合は、

熱くなり過ぎないようにするためにも、

個数を1つ減らしています。

「熱いから効く。」

「熱くなかったら効かない。」

たまにこう考えている方がいますが、

決してそんな事はありませんので、

その点はご安心下さい。

はりきゅう接骨院 姿勢堂 出雲院

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