鍼の種類
こんにちは、加田です。
滅多に聞かれる事はありませんが、
もしかしたら疑問に思われている方もいるのでは?
と思い、企業秘密でも何でもないので、
今週もその点について少し詳しく紹介します。
「鍼の柄の色の意味は?」
「赤と黄色ではどう違うの?」
メーカーによって若干異なりますが、
鍼は太さによって色分けされています。
鍼柄(鍼の柄の部分)で色分けされている物や、
鍼管(鍼を刺す際に使う管)で分けられている物があります。
因みに当院で使用している鍼は、
写真で紹介しているように、
赤、黄色、青、深緑です。
この中で1番多く使用しているのが、
1番鍼と言われる赤色の鍼ですが、
この太さは0.16㎜で、
次によく使用する黄色の2番鍼は0.18㎜と、
わずか0.02㎜しか変わらないので、
肉眼では違いが分かりません。
しかし、この0.02㎜の違いでも、
体に与える刺激が変わる事もあります。
太さを全て紹介すると、
・1番鍼(赤:0.16㎜)
・2番鍼(黄:0.18㎜)
・3番鍼(青:0.20㎜)
・0番鍼(深緑:0.12㎜)
となります。
この中で、0番鍼は美容鍼のみで使用しています。
長さは他より短めで30㎜です。
また、この中で種類が違う(鍼管が青)の鍼は、
少々特殊な手法をする際に使用しています。
この鍼の長さは50㎜です。
実は太さが違うと、
その分硬さも変わってきます。
こればかりは実際に使用する鍼灸師にしか分かりませんが、
色にはちゃんと意味があるという事は、
これで分かっていただけたと思います。
次回は灸についての紹介をしようと思います。
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