手に存在する腰のツボ

火曜日担当の加田です。 こんにちは。

先週は最低気温が氷点下の日が続きました。

身体の調子が悪くなってはいませんか? これだけ冷えると、身体も硬くなりやすく、特に腰に痛みが出やすくなる方も多いようです。


今回は、腰に影響を与えるツボの内、何故か手に存在しているものをご紹介します。

写真で表示しているのが、 赤の『腰腿点(ようたいてん)』と、 青の『外関(がいかん)』です。

腰腿点は古い言い方で、 現在は『腰痛点(ようつうてん)』と表記されています。

これはその名の通り、腰痛に効くツボとして処方される先生も多いようです。

写真では鍼を刺してますが、ご自宅にせんねん灸があれば、それでも代用は可能です。

もちろん指で押さえても多少効果はあります。

効果にはかなり個人差がありますが、試してみても良いと思います。 

次に外関ですが、これがまた不思議なツボです。

立位体前屈をした時、皆さんは床に手が届きますか?

届かない方も多いのでは?

腰だけでなく、大腿部(太もも)の後ろも突っ張る・・・

なんて事もあるでしょう。

では、この外関を指で強く押して、数回深呼吸をしてみましょう。

場所は手首のシワから指3本分の所です。

その後もう一度立位体前屈をします。

一時的とはいえ、外関を刺激する前よりも柔らかくなる方が多いです。


何故こんな事が起こるのか?

外関は三焦経の絡穴で、慢性的な三焦水道の異常を・・・

と難しい話は敢えて省略しますが、 とにかく「科学的根拠がなくても、何故か効果があるからやっている」というのが東洋医学です。

人間にはまだまだ不思議な事がたくさんありそうですね。  

はりきゅう接骨院 姿勢堂 出雲院

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